まずこの映画を観て、ガンバは、ヒーローではあるけれど、スーパー・ヒーローではないという事に強い魅力を感じました。 ネズミは、大きな物を恐れながら生きる動物だと思いますが、ガンバは全く違います。彼の勇敢さ、危険を顧みず誰かを助けるための行動、そして誰よりも自分自身や仲間を信じる心が仲間たちに影響を与え、皆ガンバについていきました。長い私の経験から見て、この物語はダイヤの原石のように更に輝く可能性を秘めていたので、製作参加を決定し、編集にも携わってきました。この映画はとても感情に訴える力があり、音楽にストーリーを語らせて、ちびネズミたちでは無く、堂々たる戦士の姿を魅せたいと思いました。私がこの映画を好きになったように、誰もがちっぽけなヒーローに心を打たれ応援せずにはいられなくなると、確信しました。